葵わかな 松坂桃李のイタズラ好き暴露「絶対笑わない!」

[ 2017年9月6日 19:11 ]

NHK連続テレビ小説「わろてんか」完成試写会見で笑顔を見せるヒロインの葵わかなと夫役松坂桃李
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 10月2日にスタートするNHK連続テレビ小説「わろてんか」(月〜土曜前8・00)の第1週完成試写会が6日、東京・渋谷の同局で行われ、ヒロインを務める葵わかな(19)、その夫役の松坂桃李(28)、てんの幼少期を演じる新井美羽(10)らが出席した。

 吉本興業創業者・吉本せいさんの人生がモデルに、明治後期に京都の老舗薬種問屋の長女として生まれた藤岡てんが、夫・藤吉と寄席経営を始め、大阪を“笑いの都”に変えていく物語。葵は主人公・てんの17歳から50歳前後までを演じる。

 第1週はヒロインの幼少期を描いており、葵の登場はラストのみ。17歳になった姿を演じる葵は「子役のてんちゃんが可愛くて笑顔がチャーミング。てんという女の子、そのものだなと」と新井の演技を絶賛。「自分ではあんまり別人だと自分では思わなかった。同じ人って感じがしたので良かったかな」と仕上がりに安どの表情を浮かべた。

 5月のクランクインから約3カ月ちょっとが経過。葵は「しっかりしなきゃというのは日々感じています。日々足りないことを感じるばかりですが、周りの大人の方が優しく手を差し伸べてくれるので、1人というよりはみんなで頑張るってことがいいかもって思ってきた」と充実の表情。

 「今までは笑いの沸点がシビアだと思っていたんですけど、現場には面白い人が多くて、息つく間もないぐらい毎日笑っている」とタイトルのように笑顔が絶えない現場だといい、「(笑いの大切さを)今、凄く実感しています。スケジュールとかも大変で、ちょっと疲れる日々もあるけど、ちょっとしたことでも笑える環境なので、しんどいと思う日も笑いに助けられて、元気にやってこられている」と撮影の日々を振り返った。

 夫役の松坂とは初共演だが、撮影期間で「松坂さんが意外と意地悪ってこと」に気付いたという葵。「本番とかで、バックショットの時にチョイチョイいたずらをしかけてくるんです。普段は笑ってしまうんですけど、仕掛けられた時は絶対笑わない!と思ったりして、そのうち、松坂さんが自滅して自業自得だと思ったりしてます」とドヤ顔。

 これには松坂も「意外と負けず嫌いなんだなと。絶対笑ってたるか!みたいな。『わろてんか』って作品撮ってるのに」と返し、笑わせた。同局の後藤高久チーフプロデューサー(52)は「古き好き時代の朝ドラをリバイバルしたい。日常の中にドラマが起こって、突き詰めていくと結構深い。そういうところが朝ドラなのかなと思う。そこにそうじゃない趣向も織り交ぜてやっている」とPR。

 女優で歌手の松たか子(40)が作詞・作曲・歌唱を手がけた「明日はどこから」もお披露目された。楽曲は台本2、3週分に目を通して書き起こしされたといい、後藤氏は「松さんの声は朝にピッタリ。それを大切にした楽曲にとオファーした」と仕上がりに自信を見せていた。

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