乳がん療養中・藤山直美は「元気にすき焼きを…」 甥・扇治郎が現状明かす

[ 2017年9月6日 12:52 ]

新橋演舞場9月公演「松竹新喜劇 新秋公演」囲み取材・公開舞台稽古に出席した藤山扇治郎
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 新橋演舞場9月公演「松竹新喜劇 新秋公演」(7日より上演)の囲み取材・公開舞台稽古が6日、同所で行われ、松竹新喜劇の渋谷天外(62)、藤山扇治郎(30)、ワハハ本舗の久本雅美(59)、梅垣義明(58)が出席した。

 乳がんの治療で休養中の伯母(おば)で女優・藤山直美(58)の様子を聞かれた扇治郎は「最近、お会いできていなくて、でも伯母さんも60(近い)なので病気になる歳だと思うので、お兄さん(渋谷)も気を付けてくださいね」と労わり、「(直美と)お話もなかなか…。僕でも会えない方なんですよ。スターだし、家に行ったらいますけど…」とコメント。これに渋谷は「この間、電話を入れたら、お元気だったという話でしたよ」と明かし、扇治郎も「妹は会っていますから。すき焼きを食べていたって言っていました。(直美が)元気で疲れるって言っていました」と告白。「元気は元気なんですけど、舞台のほうはねえ…。どうなんですかねえ」と扇治郎から視線を送られた渋谷は、「俺に聞くなよ!」と言いつつも、「来年あたりは元気で立たれると思います」と期待を寄せた。

 松竹新喜劇による新橋演舞場での公演は、昭和期、喜劇王・藤山寛美を擁し7・8月を中心に頻繁に行われ、その後、2014年より同所での公演が再開し、今年で4年連続の公演となる。昼の部では「新・親バカ子バカ」「帰って来た男」、夜の部では「鼓(つづみ)」「お染風邪久松留守」が上演される。

 今回で松竹新喜劇に5回目の参加となる久本は「今回はウチの梅垣義明というゴミみたいな男が入りますが、梅さんと2人で『出ていただいてよかったわあ』って言われるように頑張ろうって励まし合っています。お役に立てるように頑張っています」と意気込みを語った。また、渋谷と夫婦役を演じることについては「私は天外兄さんのお名を借りて遊ばせていただくだけです。遊ばせていただくって変な意味じゃないですよ。一線も超えていないです」とコメントして報道陣を沸かせ、渋谷も「その一線だけは超えたくない」と吐露して笑いを誘った。

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