渡鬼の石井ふく子プロデューサーが女優育成 来春アカデミー開校

[ 2017年9月6日 05:48 ]

「山野アーティストアカデミー」の設立会見に出席した(左から)黒土三男氏、長山藍子、水谷八重子、石井ふく子氏、山野正義氏、山野愛子ジェーン氏、中村メイコ、神津善行氏
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 TBS「渡る世間は鬼ばかり」などで知られるドラマプロデューサー石井ふく子氏(91)が、来年4月に東京・代々木に開校する「山野アーティストアカデミー」の特別顧問に就任し、女優の育成に乗り出す。

 同アカデミーは、創立83年を迎える山野美容専門学校を運営する学校法人「山野学苑」が設立。1期生に女子60人を募集。資格は来年4月1日現在で15歳以上(中学校卒業)。高校ではないが、通信制高校で卒業資格を取得可能なカリキュラムを組んでいる。

 5日に都内で設立会見が開かれ、石井氏は「今は文明が先行している時代。文化が消えないようにどうしたらいいかと考えている。毎日楽しくてしょうがないというアカデミーにしたい」と抱負を語った。石井氏は講師の選定や授業の構成など、全体のプロデューサー的な立場となる。

 講師陣は演劇部門が石坂浩二(76)、中村メイコ(83)、長山藍子(76)、水谷八重子(78)の4人。一般教養、ダンス、バレエ、日本舞踊などの授業も各界の著名人が務める。

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2017年9月6日のニュース