ウエンツ瑛士 日系アメリカ人の禅僧役も…兄役チャド・マレーン「あそこまで英語ができないとは…」

[ 2017年9月2日 15:07 ]

映画「禅と骨」初日舞台挨拶を行った(左から)中村高寛監督、余貴美子、ウエンツ瑛士、佐野史郎、チャド・マレーン
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 タレントのウエンツ瑛士(31)、女優の余貴美子(61)らが2日、出演映画「禅と骨」(監督中村高寛)が封切られた東京・ポレポレ東中野で初日舞台あいさつを行った。

 日系アメリカ人の禅僧ヘンリ・ミトワ氏の生涯を追ったドキュメンタリーで、挿入されるドラマパートでミトワ氏の青年期を演じたウエンツ。中村監督が8年の歳月をかけて完成させただけに、「監督の熱さが伝わってきて、だんだんヘンリさんに見えてくることがあった。魂が乗り移って、ヘンリさんに言われているんじゃないかと思う瞬間がたびたびあった」と振り返った。

 ミトワ氏は奔放な言動や行動で知られ、「ぶっ飛んだ人でしたが、そういう層ができる途中の段階だと思い、その時に感じた気持ちを大事に演じた」と説明。そして、「そういう監督と一緒に仕事ができたことが光栄です」と感慨深げに話した。

ミトワ氏の母親役の余も、「私も監督がヘンリに見えることがあった。8年をかけた監督の思いの一部になれたことがうれしい」と同調。ミトワ氏の兄役に抜てきされたお笑いタレントのチャド・マレーン(37)は「ウエンツさんが、あそこまで英語ができないとは知らなかった。合間にすごく必死に勉強する好青年で大好きになりました」と持ち上げていた。

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