桂文枝「こうざが大事」“50周年つながり”でコラボ

[ 2017年7月5日 12:55 ]

「オヨヨVISAカード」をPRする桂文枝(右)と三井住友カード株式会社の古野亨副社長
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 落語家・桂文枝(73)と三井住友カード株式会社がコラボした「オヨヨVISAカード」の発売記念会見が5日、大阪市内であった。芸能生活50周年を迎えた文枝と、10月に創業50周年となる同社が企画。この日発行開始した文枝紋、桂文枝一門の家紋をデザインした黒いクレジットカードに「きょう入会します」と文枝。これまでカードを持った経験がなく、財布も持たない主義で、「QUOカードとはどう違うんですか?」などと質問。「VISAも落語も“こうざ”が大事ですね」と高座と口座を引っかけて、笑いを誘った。

 “オヨヨ”は文枝の代表的ギャグの1つ。俳優・大河内傳次郎が「忠臣蔵」で演じた大石内蔵助の台詞のモノマネで「パンチDEデート」(カンテレ)で驚いた時のリアクションで使われていた。「まさかVISAカードに使われるとは」と文枝も笑った。

 一方、将棋好きの文枝は連勝が「29」で止まった藤井聡太四段(14)について「残念でした。四国の落語界の時(2日)もずっと中継を見てました」と明かした。自身もアマ名誉初段で「内藤(國雄)さんから頂いた。詰めパラ(詰め将棋のサイト)で毎日、詰め将棋をやってます」というほどの大の将棋好き。「向こう(佐々木勇気五段)も世代交代させてたまるかと必死でした。勝負は仕方ない。これからまた始まる。経験を生かして」とエールを贈った。

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2017年7月5日のニュース