銀シャリに続け!スーマラら5組が火花 「上方漫才大賞」奨励賞候補

[ 2017年4月6日 14:50 ]

「上方漫才大賞」奨励賞にノミネートされた(前列左から)「吉田たち」のこうへい・ゆうへい、「スーパーマラドーナ」の田中一彦・武智、(後列左から)「和牛」の水田信二・川西賢志郎、「なすなかにし」の中西茂樹・那須晃行(パネル)、「アキナ」の山名文和・秋山賢太
Photo By スポニチ

 「第52回上方漫才大賞」奨励賞のノミネート発表会が6日、大阪市内で行われた。全5組のうち「アキナ」「スーパーマラドーナ」「和牛」が昨年の「M―1グランプリ」ファイナリスト。再び火花を散らすこととなった3組はライバル心を燃やした。

 昨年同賞に輝いた「銀シャリ」はM―1も制覇するなど飛躍しただけに、各組とも獲得への強い思いを訴えた。スーマラ・武智(38)は「銀シャリがこの賞取ってから押せ押せ。すべてが良くなる弾みになる賞なので、今年は何としても取りたい」と熱望し、「M―1メンバーは意識して戦う」と語った。

 和牛・水田信二(36)は「ここから和牛の伝説が始まる。奨励賞を取るためだけに生きてきました」と断言。アキナ・秋山賢太(33)は「絆では負けない。“絆漫才”でいきます」とさわやかにアピールするも、武智に「誰が笑うねん!」とツッコまれた。

 唯一の20代である「吉田たち」は、一般的には不利とされるトップ出番を引いてしまったが、「去年銀シャリは1番を引いて奨励賞を取った。これを継いで伝統にしたい」と意気込んだ。ほかの4組からは「20代が取ったら賞の重みがなくなる」と言われたが、「下克上、させてください!」と力強く宣言した。

 同賞は5月6日に大阪・オリックス劇場で最終審査。抽選で決まった「吉田たち」「スーパーマラドーナ」「和牛」「なすなかにし」「アキナ」の順に漫才を披露し、新人賞1組が決定する。ほかにも大賞1組の発表と、新人賞候補7組による最終決戦も同日に行われる。関西テレビとラジオ大阪で午後3時から同時生放送。

続きを表示

2017年4月6日のニュース