小栗旬 西島秀俊のイメージ一変 野武士から「顔が濡れちゃうアンパンマン」に

[ 2017年4月6日 11:57 ]

カンテレ・フジテレビ系「CRISIS公安機動捜査隊特捜班」第1話試写会・制作発表会見に登壇した小栗旬(左)と西島秀俊
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 俳優の小栗旬(34)と西島秀俊(45)が共演するカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(11日スタート、火曜後9・00)の第1話試写会・制作発表会見が6日、都内の映画館で行われ、小栗、西島をはじめ、田中哲司(51)、野間口徹(43)、新木優子(23)、長塚京三(71)が登壇した。

 「SP」シリーズなどで知られる、直木賞作家の金城一紀氏が原案・脚本を手掛けるアクションエンタテインメントで、テロや政治的な問題に立ち向かう公安機動捜査隊特捜班の活躍を描く。主演の小栗が「1話の100ぐらい2話は面白い。最終回は1000倍ぐらい面白い」と猛アピール。これに、公安チームの面々も「グループLINEで金城さんが代表作になりましたと書いてくれて、うっすら涙ぐんでしまった。本当に大好きな作品。一話は入り口、2話以降、めちゃくちゃ面白いです」(田中)、「2話以降、本当に面白いです」(野間口)と追随し、撮影を乗り切った公安チームの息もぴったり。

 同作はフランス・カンヌであった世界最大の国際映像コンテンツ見本市「MIPTV」で初開催される「アジアワールドプレミア」の1作目として上映された。舞台の本番があった小栗に代わり、西島が現地入りした。西島は「本当に反応が凄くて正直、驚きました。公式上映は2本しかないうちの1本で、注目度は高かった。放送後の感想は楽しみです」と笑顔。そんな西島に小栗は「代わりに行ってくださって、感謝しています」としながらも「1回だけカンヌにいる西島さんとテレビ電話をさせていただいたんですけど、昼から白ワインを飲んでいる西島さんにむむっと思う時間もありました」と嫉妬心をのぞかせ、笑いを誘った。

 小栗と西島は民放連続ドラマでは初共演。お互いの印象を聞かれ、西島は「年下ですけど、座長としていろんなものを背負って現場にいるのは感じました。人の心にグイグイ入ってくるタイプで、僕は結構閉じているタイプですけど、物凄い入ってくるので、自分の中では、弟みたいに感じ始めています」。小栗は「西島さんは物凄いストイックな方というイメージがあったけど、かなりナチュラルで、現場でほとんど笑っていた。こんなに楽しそうに過ごしている人なんだと、びっくりした。それでいて、チャーミングで、いたずらするところがあったり、野武士みたいなイメージは覆されたかな」と笑った。さらに「西島さんは糖分が体からなくなると、あっという間に弱くなる。顔が濡れちゃうアンパンマンみたいなところがある」と西島の意外な一面を明かし、驚かせた。

 同作はまさに“規格外”のアクションも見どころ。小栗と西島は1年半前からトレーニングを積み、撮影に挑んでた。紅一点となる新木も激しいアクションに挑戦している。小栗は「こんな現場に女性1人だったんですけど、一番どっしりしている。(新木と)2人でトレーニングするシーンがあって、あんなにパンチももらうとは思わなくて…。主役の顔面にパンチを入れたのに、そのまま続けるのは、なかなか規格外でしたね」とチクリ。それには新木も「すいませんでした…当たったというのも覚えてなくて、終わって、気持ちのいい感覚があって。これかと!」と平謝りだった。

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