はるな愛「ナオンのヤオン」に初出場!「女性に認めていただけた」

[ 2017年3月13日 06:15 ]

NAONのYAONに初出演が決まった、はるな愛
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  女性バンドSHOW―YAのプロデュースで来月29日に東京・日比谷野外大音楽堂で開催される、出演者全員女性のロックフェス「NAONのYAON」(スポーツニッポン新聞社主催)に、ニューハーフのタレント、はるな愛(44)が初出場する。本紙の取材に「女子ばかりのイベントと知っていたので、最初はドッキリかと思った。女性に認めていただけて、私も女性への仲間入りが近づいた」と喜んだ。

 タレント業や、松浦亜弥(30)の振り付けを口パクでまねる「エアあやや」など形態模写のイメージが強いが、実は少年時代は、「かしまし娘」らを輩出した大阪の演歌教室「岸の里音楽院」で学び、数々ののど自慢で優勝した“賞荒らし”だった。

 父親に「男らしい歌を歌え」と言われ、最初は五木ひろし(68)ら男性の曲を歌っていたが「歌合戦で女の子が、ドレスを着て松田聖子さんの歌を歌っているのがうらやましくて、11歳のときに、テレビ放送されたものまね大会でドレスを着て聖子さんの“Rock’n Rouge”を歌った」と振り返る。33年の時を経て女性歌手と認められたことに「あの頃の大西賢示(本名)少年に、女の子のライブに出してもらえるよ、大丈夫だよと言ってあげたい」と話した。

 “オネエ系”タレントとしては、14年のミッツ・マングローブ(41)以来の出演。本番では、昨年9月に発売した演歌歌手としてのデビュー曲「えぇねんで」を披露するプランが有力。「ギラギラ豪華絢爛(けんらん)な着物で、オネエ界を代表して楽しみたい」と声を弾ませた。SHOW―YAや、同じく初出場が決まっている荻野目洋子(48)は「世代的にドンピシャ。小さいときから歌ってた」という。「ロックをやったことがないので、ご一緒にやらせていただけたらうれしい」と、コラボにも意欲を見せた。

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2017年3月13日のニュース