市村正親　８人演じ分け「肉体的には重労働」も意欲

ミュージカル「紳士のための愛と殺人の手引き」の稽古を公開した市村正親、ウエンツ瑛士
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　俳優の市村正親（６８）が主演するミュージカル「紳士のための愛と殺人の手引き」（４月８〜３０日、東京・日生劇場）の稽古が１２日、都内で公開された。

　２０１４年のトニー賞で作品賞など４冠に輝いた、爵位継承順位８番目の男が上位者を次々に排除していくコメディー。標的になる一族の８人を１人で演じ分ける市村は「肉体的には重労働。これからが正念場だけれど、力の抜けた面白さが出れば」と意欲。殺人を企てる男役を柿澤勇人（２９）とダブルキャストで演じるウエンツ瑛士（３１）は「（市村から）いい刺激をもらっているし勉強になります」と話した。