ASKA、お茶にすり替えた理由を説明「尿を出してしまったら終わりだ」

[ 2016年12月20日 12:31 ]

湾岸署を後にしたASKA
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 覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕され、19日に嫌疑不十分で不起訴処分となり釈放された歌手のASKA(本名宮崎重明、58)が20日、自身のブログを更新。採尿の際に、お茶とすり替えた理由をつづった。

 捜査員が「尿」として任意で採取し、鑑定で陽性反応を示した液体が、ASKAの尿とは立証できず、嫌疑不十分として不起訴処分に。ASKAは「あらかじめ用意したお茶」と供述していた。

 14年に逮捕された際に抱いた警察への不信感などから、「もう何をやっても(警察が)事件にしようとするだろう」と考え、「尿ではなく、スポイトで吸い上げたお茶を出してみよう。見つかったときには、素直に検尿に応じればいい」と決断。「これは、僕の斜めからの思考だと思ってください。ちょっと、意地悪な回路をくぐり抜けたのがしれません」と、すり替えるまでに至った経緯を明かした。

 尿を出せば、警察に「必ず、陽性にされてしまう」という思いがあったことも吐露。お茶にすり替えたにもかかわらず、「3日目には、陽性となりました。ありえません」と不信感をにじませ、「この経緯に関しては、もう少し語らなくてはならなくてはならないことがあります。近いうちに、詳細をお伝えさせてください」と締めくくっていた。

 数十分後、再びブログを更新。「あれでは、警察が一方的に悪者になってしまいますね」と切り出すと「失礼しました」と詫びた。「実は、陽性になったのには、ひとつの理由があるのです」と意味深な発言。「科捜研に間違いはないと思います」としながらも、「ただ、まだ語ることのできない理由があります。もう一度、書かせてください。近いうちに、詳細を語らせていただきます」と真相を告白することを約束。最後は「これだけは、言えます。僕は無実です」と改めて潔白を強調した。

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2016年12月20日のニュース