【砂の塔~知りすぎた隣人】タワマン住民のマウンティング生々しく

[ 2016年10月14日 10:05 ]

「砂の塔~知りすぎた隣人」主演の菅野美穂。右奥は岩田剛典(C)TBS
Photo By 提供写真

 女優の菅野美穂(38)が4年ぶりのドラマ主演を務めるTBS「砂の塔~知りすぎた隣人」(金曜後10・00)が14日、15分拡大でスタートする。

 菅野が演じるのはは憧れのタワーマンションに引っ越してきた2人の子供を持つ主婦・高野亜紀。憧れの新生活が待っているかと思いきや、高層階と低層階の住人たちが持つ“フロア格差”など、虚栄心に満ちあふれた住民たちの思惑に振り回されてしまう。一方で世間を騒がす連続誘拐事件が発生。当初は高野一家に関係ないようにも思えるが…。

 タワーマンションを舞台に、登場人物の心の闇が浮き彫りになるのも見どころのひとつだが、初回から“強制ハロウィン”“地獄のランチ”“フロア差別”“ゴミ出しにも正装”など生々しい描写が続々。最上階に住む阿相寛子役を務める横山めぐみ(47)は、すがすがしいほどに高慢な“ボスママ”になり切っている。

 松嶋菜々子(43)演じる佐々木弓子は謎が多いキャラクター。亜紀を助けてくれる一方で、誘拐犯を示唆するようなシーンも。時折垣間見せる刺すような目つきが不気味さを増している。

 脚本は「アルジャーノンに花束を」「アリスの棘」を担当した池田奈津子氏。演出は塚原あゆ子氏、平野俊一氏、棚沢孝義氏が務める。

続きを表示

2016年10月14日のニュース