さだまさし 快挙を称賛「音楽に影響力があるのだと示してくれた」

[ 2016年10月14日 10:40 ]

ボブ・ディラン ノーベル文学賞受賞

さだまさし

 シンガー・ソングライターのさだまさし(64)も快挙を称賛した。「風に吹かれて」を聴き、衝撃を受けたそうで「ディランは自分の周りにある不満や疑問、怒りや悲しみを歌曲の中に持ち込み、人々の心と時代にフィットした。音楽にこれほどの影響力があるのだと示してくれた」と指摘した。

 同世代の歌手加藤登紀子(72)は「ディランは変革のエネルギーの突端にいて、ミュージシャンに勇気を与えた」と語った。

 ▼泉谷しげる ボブ・ディランがノーベル文学賞、この違和感がたまらない。不思議な感じがする。ただ、この不思議な感じも含めて、お祝いをして楽しんでほしい。

 ▼山本コウタロー 歌の詩が使い捨てではなく、詩の文学の高みと深さが認められたことをとてもうれしく思う。中学生時代にディランを聴いて衝撃を受け、何でも歌にしていいんだということを教えられた。

 ▼みうらじゅん(熱狂的フリーク、イラストレーター)「あなたがやったようなことをやった人がそれほどいない」と、憧れのウディ・ガスリーにささげた歌詞がそのまま今のあなたになりました。当時、難解と言われた歌詞もこの受賞によって全ての謎が解けることでしょう。今なお、現役でしかも新譜を歌い世界を回っておられるディラン、あなたがやったようなことをやった人はそれほどいないどころか、確実にいない。フォーエバーヤングに祝福を!

続きを表示

2016年10月14日のニュース