沢尻エリカ NHKが初起用の理由は「タフな女性が欲しかった」

[ 2016年9月28日 19:15 ]

NHK-BSプレミアム「アナザーストーリー」のMCを務めることになり会見した沢尻エリカ

 女優の沢尻エリカ(30)が、NHK-BSプレミアムのドキュメンタリー「アナザーストーリーズ 運命の分岐点」(毎週水曜後9・00)のMCを務めることになり28日、東京・渋谷区の同局での初収録後に会見した。

 NHKには、2012年の主演映画「ヘルタースケルター」でニュース番組のインタビューを受けたことはあるが、出演は初めて。しかも、レギュラーとあって「ドキュメンタリーは大好きで、ナビゲートのお仕事をいつかやってみたいと思っていたので、ビックリしたけれど本当にうれしかった。自分もレギュラーを持てるようになったんだあって」と感慨深げに話した。

 ダイアナ妃の事故死、ベルリンの壁崩壊など歴史に残る人物や事象などを掘り下げてきた同番組。女優の真木よう子(33)からバトンを受け継ぐ形で、10月12日放送の「スティーブ・ジョブズ伝説のスピーチ」で初登板。「芝居とは別世界で難しいけれど、本当に面白くて楽しんでできました」と手応えを口にした。

 NHKは起用理由について、「タフな女性が欲しかったに尽きる。波乱万丈な人物や事件を受け止められる強さがある」と説明。これに対しては、「微妙なところ。気持ち的にはタフだけれど、体がついていかないところがあるので」と苦笑した。

 副題に絡め、自身の運命の分岐点を聞かれると「いろいろありましたねえ。う~ん。それこそ、芸能界に入ったことが分岐点だと思います」と鷹揚な対応。そして、「自分の成長につながる、新しいステージの第一歩として挑戦します」と力強く語っていた。

続きを表示

2016年9月28日のニュース