「真田丸」第27話は15・1% 参院選速報で繰り上げ放送も好調維持

[ 2016年7月11日 10:21 ]

NHK大河ドラマ「真田丸」で主演を務める堺雅人

 俳優の堺雅人(42)が主演を務めるNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)の第27話が10日に放送され、平均視聴率は15・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが11日、分かった。第27話は「第24回参院選開票速報」のため、50分繰り上げて放送された。

 大坂編がスタートした第14話は17・1%。第15話は第5話の19・0%以来10週ぶりの18%超えとなる18・3%を記録。第16話16・9%、第17話17・0%、第18話19・1%、第19話17・0%、第20話18・7%、第21話16・8%、第22話16・6%、第23話18・9、第24話17・6%、第25話18・3%、第26話16・4%と推移。50分繰り上げの変則放送だったが、好調をキープした。

 初回19・9%と好発進。第2話は20・1%で、NHK大河ドラマの20%超えは2013年「八重の桜」の初回21・4%以来3年ぶり。

 大河ドラマ55作目。戦国時代最後の名将・真田幸村=本名・真田信繁(のぶしげ)の生涯を描く。ヒットメーカー・三谷幸喜氏(54)が「新選組!」(2004年)以来、2度目の大河脚本。タイトルの「真田丸」は大坂冬の陣で信繁が築いた最強の砦。同時に、家族の物語として一艘の船に例えた。演出は木村隆文氏ほか。

 第27話は「不信」。秀吉(小日向文世)と茶々(竹内結子)の間に再び男児が誕生する。秀次(新納慎也)は秀吉が自分を邪魔に思っていると疑い、孤立を深める。秀次は理解者である、きり(長澤まさみ)を側室に迎えようとするが、信繁(堺雅人)への思いが断ち切れない彼女は、答えを出せない。寧(鈴木京香)に励まされた秀次は、信幸(大泉洋)と信繁に朝廷の官位を授けるなど、関白らしさを見せる。しかし、秀吉との間で、ささいな行き違いが起こる…という展開だった。

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2016年7月11日のニュース