大黒摩季6年ぶり歌手復帰 持病克服、8月“原点”から再出発

[ 2016年6月20日 05:30 ]

約6年ぶりに歌手活動を再開することになった大黒摩季

 無期限活動休止中のシンガー・ソングライター大黒摩季(46)が、約6年ぶりに歌手活動を再開する。8月11日に札幌市で行うファンクラブイベントが復帰の舞台。同13日には北海道小樽市で行われる6万人規模の野外フェス「ライジングサン・ロック・フェスティバル」に参加することも決まった。

 92年にデビュー以降、「あなただけ見つめてる」「ら・ら・ら」「熱くなれ」など多数のヒット曲を発表し90年代の邦楽シーンをけん引した。01年に所属事務所「ビーイング」を離れ音楽活動を続けたが、子宮疾患に苦しむようになり、10年8月に無期限活動休止を発表。同10月29日のファンクラブイベントを最後にステージを離れた。

 その後、約5年にわたるホルモン治療と2度の手術を経て完治が見込めたことから復帰を決断。古巣のビーイングに相談したところ、再び手を組むことが決まった。

 8月11日の会場となるライブハウス「ベッシーホール」は高校のとき、初めて立った舞台。自身の希望で“一からの出発”を選んだ。「“ただの私”として生きたことで、いかに皆さまに生かされていたのかを知った」と休業を経ての心境の変化を実感。「胸が張り裂けんばかりに蓄電したROCKエネルギーを大放出しつつ、一歩一歩着実に新たな大黒摩季をつくっていきたい」と、再始動に熱い意欲を見せている。

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2016年6月20日のニュース