元「歌のお兄さん」に有罪 覚醒剤使用、東京地裁

[ 2016年6月20日 12:32 ]

2000年12月、覚せい剤使用疑惑を否定する杉田光央被告

 NHKの子ども向け番組「おかあさんといっしょ」の元「歌のお兄さん」で、覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪に問われた歌手杉田光央被告(51)に、東京地裁は20日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 野原俊郎裁判官は「保釈後、薬物依存者の回復支援施設に入所しており、更生の意欲を示している」と執行猶予の理由を述べた。

 杉田被告は判決後「罪の重さを改めて認識し、本当に申し訳なく思っています」とのコメントを出した。控訴しない方針。

 判決によると、4月13日ごろ、東京都渋谷区の自宅で覚醒剤を気化させて吸引したほか、0・374グラムを所持した。

 NHKによると、被告は1999~2003年に「歌のお兄さん」として出演していた。

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2016年6月20日のニュース