「とと姉ちゃん」11週連続の大台超え!週間平均視聴率22・7% 

[ 2016年6月20日 10:05 ]

NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」のヒロインを務める高畑充希

 女優の高畑充希(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・00)の第11週の平均視聴率は22・7%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが20日、分かった。11週連続して大台を突破した。

 週間平均は第1週21・7%。全156回を通じた期間平均23・5%で今世紀最高を記録した前作「あさが来た」の第1週平均20・3%を上回った。第2週以降は22・1%、第3週と第4週はともに23・1%、第5週は22・9%をマーク。第6週で23・2%、第7週22・9%、第8週22・7%、第9週22・9%と推移し、第10週で自己最高となる23・4%を記録、第11週も20%超えをマークした。

 各日の番組平均は、13日22・5%、14日21・8%、15日22・3%、16日22・7%、17日24・1%、18日22・9%だった。

 昭和初期から高度経済成長期を背景に、亡き父親に代わり、一家の大黒柱として母親と2人の妹を守る「とと(=父)姉ちゃん」こと小橋常子(高畑)が戦後の東京で女性向け雑誌を創刊する姿を描く。モデルは雑誌「暮しの手帖」を創刊した大橋鎭子。

 朝ドラ通算94作目。ドラマ「怪物くん」「妖怪人間ベム」、映画「ガチ☆ボーイ」「信長協奏曲」、アニメ「TIGER&BUNNY」などで知られる西田征史氏(41)が脚本を担当。演出は大河ドラマ「軍師官兵衛」などの大原拓氏ほか。主題歌「花束を君に」はシンガー・ソングライターの宇多田ヒカル(33)が書き下ろし。5年半ぶりに音楽活動を再開した復帰作となった。10月1日まで全156回。

 第11週は「常子、失業する」。戦争が長期化する中で、常子(高畑)たちの会社は次第に閑散としていく。森田屋も例外ではなく、注文も売上も減少の一途をたどっていくばかり。そんな折、多田(我妻三輪子)と出かけたビアホールで、常子たちは男性たちに絡まれてしまう。乱暴されそうになった時、救いの手を差し伸べたのは、不良少女のお竜(志田未来)だった。警察まで来る騒動となった翌日、常子は上司の山岸(田口浩正)に呼び出され、突然、解雇されてしまう…という展開だった。

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2016年6月20日のニュース