古舘効果でバラエティー好視聴率「ぴったんこ」「おしゃれイズム」上昇

[ 2016年6月13日 13:14 ]

古舘伊知郎アナウンサー

 3月31日にテレビ朝日「報道ステーション」のキャスターを卒業したフリーアナウンサー古舘伊知郎氏(61)が、11年ぶりバラエティー出演したTBS「ぴったんこカン・カンスペシャル」(金曜後7・56)が10日に放送され、平均視聴率は16・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが13日、分かった。12日に出演した日本テレビ「おしゃれイズム」(日曜後10・00)も13・8%と好視聴率を記録。久々のバラエティー出演が注目を集めたかたちとなった。

 「ぴったんこ…」では自身の誕生から現在までの軌跡をたどる企画で、TBSの安住紳一郎アナウンサー(42)とともにゆかりの地を回り、立教大学の先輩でフリーの徳光和夫アナウンサー(75)や、フジテレビ「夜のヒットスタジオDELUXE」で共に司会を務めたタレントの芳村真理(81)らと思い出話などに花を咲かせた。平均視聴率は16・6%で、前4週の平均14・6%から2ポイント上昇した。

 「おしゃれイズム」は「おしゃれカンケイ」時代の1994年7月から2005年3月まで自ら司会を務めた番組。報ステ最後の日のラスト、語り草になった8分間の最後のあいさつについて「12年、報道番組をやらせていただいた締め。自分のわがままでやめさせていただくと決めた。自分の思った報道の壁を超えられなかったという悩みの中で辞めると決めたので、すごく複雑だった。感謝もあったし、あれも言いたい、これも言いたい気持ちだったが、事前に原稿を作り、丸暗記するのはやめた。丸暗記でやっちゃうと、自分で調整ができなくなるので、丸暗記は避けました」と秘話を明かした。平均視聴率は13・8%で前4週の平均11・0%から2.8ポイント伸びた。

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2016年6月13日のニュース