NAONのYAONに新風!千恵子シャウト「気持ちよかったわ~」

[ 2016年6月13日 06:00 ]

<NAONのYAON>熱い競演でシャウトする寺田恵子(左)と水谷千重子

「NAONのYAON2016」

(6月12日 東京・日比谷野外大音楽堂)
 SHOW―YAプロデュースで、出演者は全員女性のロックフェス「NAONのYAON2016」(マスターワークス、スポーツニッポン新聞社主催)が12日、東京・日比谷野外大音楽堂で行われた。

 11回目の開催で、12組57人が参加。初出演したお笑い芸人、友近(42)とうり二つの自称大物演歌歌手、水谷千重子は寺田恵子(52)と「X JAPAN」の「紅」をデュエットで披露。満員の2500人の観客を前に芸能生活初のハードロックを熱唱した。

 トリを飾ったSHOW―YAのステージに飛び入りした水谷。「みんなで叫ぶぞ、紅だーっ!」と絶叫すると、普段とはひと味違う超ハイトーンボイス。汗を滴らせ歌いきると「やっちゃいましたね。瀬川瑛子ちゃんの“命くれない”はやったことあるんだけど。とっても気持ちよかった!」と初体験を振り返った。

 このコラボに先立った自身のメインステージでも大活躍した。歌手紹介のため登場した寺田の胸の谷間に目をやり「きょうもオッパイ出しちゃって!私、出さなくて大丈夫?昔の芸能人水泳大会では、よくポロリ要員で出てたのよ」。新調したトランプ柄の浴衣をアピールし「(次期米大統領候補の)トランプ氏を支持してるわけじゃないのよ。政治的背景はございませんから」と、友近譲り?の話術を見せた。

 相川七瀬(41)の「彼女と私の事情」(98年)を披露した際は、張り切りすぎたのか、帯がほどけるアクシデントもあったが「そういう(セミヌード)演出もありかも」と余裕を見せた。

 演歌とロックの融合で11回目にして新たなNAONのYAON像を提示した水谷に、寺田は「一生ついて行きます!先生!」と最敬礼。「女って凄いと思ってもらいたい」という水谷の言葉を具現するように、ラストは全員が舞台に立ち、昨年作られたイベントのテーマ曲「Rock Love」を熱唱。4時間半近い宴を締めくくった。 

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