舛添氏正念場も…宮根アナ 自民都議の追及の甘さ指摘「甘噛みに近い」

[ 2016年6月13日 16:03 ]

「情報ライブ ミヤネ屋」の宮根誠司アナウンサー

 政治資金私的流用疑惑が浮上している東京都の舛添要一知事(67)に対する都議会の集中審議が13日に行われ、民放各局の情報番組が生中継して放送。日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)では、司会を務めるフリーアナウンサーの宮根誠司(53)が自民党都議の質問に対し「甘噛みに近い」と追及の甘さを指摘した。

 最初の質問に立った自民党の鈴木隆道都議が、舛添知事が説明責任を果たしていないことに触れ「みんな怒っている。知事に自分の力で説明責任を果たすことと、自分でけじめをつけることの二つだ」と追及。数々の疑惑についての明確な回答を求めた。

 それでも、突っ込みが弱く、知事もこれまでの答弁を繰り返すのみ。このやりとりに宮根アナは「(追及が)甘噛みに近い。舛添さんからの回答に“はい分かりました”と答えて、次の質問を読んじゃってる。もっと突っ込んで聞かないと」と不満顔。「自民党の姿勢なのか(鈴木都議)個人の姿勢なのか。これでは迫力不足」と納得できない様子を見せた。

 「舛添知事は余裕たっぷりですよね」と第1Rは知事の勝利と判断。また、1時間の質問時間を与えられていたが55分で終了したことにも「55分?巻いちゃダメでしょー」とあきれ顔だった。

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2016年6月13日のニュース