前田健 心肺停止で救急搬送…“オネエ運動バトル”収録、食事後に

[ 2016年4月26日 05:30 ]

お笑いタレントの前田健さん

 松浦亜弥のものまねなどで知られるお笑いタレントの前田健(44)が24日夜、東京都新宿区の路上で倒れ、心肺停止状態で病院に搬送されていたことが25日、分かった。外傷はなく、事件に巻き込まれた可能性は低いとみられる。

 警視庁四谷署などによると、前田は24日午後7時15分ごろ、新宿区新宿3丁目の繁華街の路上で突然おう吐した後、倒れた。意識不明の重体。所属事務所は「心肺停止の状態で救急車で搬送されました。現在も治療中です」と説明した。搬送後、心臓の機能が回復したとの情報もある。

 目撃者によると、前田は当時、Tシャツの上にワイシャツを羽織り、ジーンズ姿。路上に仰向けに倒れ、通りかかった医大生を名乗る男性が心臓マッサージをした。近くの店の店員は「腕がだらんとしていて、紫色っぽい顔色をしていた。脈はかすかにあったが、呼吸はしていなかったようだ」と語った。AED(自動体外式除細動器)で電気ショックを与えても反応はなく、喉は「ゴボッ」と詰まったような音を立てていたという。10分後に救急車が到着し、病院へ搬送された。

 倒れる直前には、路上から100メートルほど離れた飲食店で食事をしていた。店員によると、前田は海の幸のトマトソースパスタとパンを完食。注文したコーラを飲んだ後、最後に水を飲んで午後6時58分に会計した。体調が悪そうな様子はなかったという。仕事関係者によると、食事の前には、朝から夕方までテレビ朝日のバラエティー番組「ロンドンハーツ」の収録で、“オネエタレント”の仲間たちと50メートル走やリレーに挑んでいた。

 前田には不整脈の持病があり、周囲には「心臓が悪い」と説明。しかし、先月にはツイッターで不摂生な生活を送っていることを明かしていた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年4月26日のニュース