渡辺謙 日本ファンへの生歌ムチャ振りに…「風邪引いてますので」

[ 2016年4月26日 19:57 ]

映画「追憶の森」プレミアイベントに登場した渡辺謙

 2月に胃がんの手術を受けた俳優の渡辺謙(56)が26日、都内の映画館で映画「追憶の森」(監督ガス・バン・サント)プレミアイベントに出席した。

 2月に胃がんを公表、手術を受けた渡辺は翌3月に米ニューヨークのビビアン・ボーモント劇場でミュージカル「王様と私」で本格復帰。今月17日まで主役を務め上げた。胃がん公表後、日本のファンの前に姿を見せるのは今回が初めて。

 映画は自殺の名所として知られる青木ヶ原樹海を舞台に、自殺をするためにやってきたアメリカ人男性・アーサーと、そこで出会った日本人男性・タクミとの交流を描くミステリー。「まずは脚本があって、こういう作品をやりませんかと、別のプロデューサーからオファーを受けたのが東日本大震災の後だった。死生観というか、シリアスなテーマを題材にしているので、その時の心境としてはそれを背負いきれる、心の余裕がなかった」とし、一度はペンディングしたことを告白。その後、一昨年になってガス・バン・サント監督が撮りたいと言っているとの話があり、「彼ならシリアスな題材でもある種メルヘンのようなロマンチックな、センチメンタルな映画にしてくれるだろうという直感があって、ぜひ参加させてほしいと。アーサー役もマシューが受けてくれるとなって両手を上げてをやりましょう」と受けたことを明かした。

 「人はいつかは死を迎える、どうやって死を受け止めるんだろう、どうやって大事な人を生かし続けることができるんだろう、そういうことをガス・バン・サントが優しく描いてくれた。この映画は立ち止まっていただきたい映画。森の中で一緒にたたずんでいただける映画を楽しんでいただけたら」とメッセージを送った。

 渡辺とオスカー俳優マシュー・マコノヒー(46)の初タッグも見どころの1つ。イベントを欠席した共演のマシューから日本での撮影のエピソードなど、約5分にも及ぶビデオメッセージが寄せられると、渡辺も「ノリノリですね、マシュー」と笑顔。本作でもブロードウェーをうならせた歌声を披露しているが、マシューから「歌がうまい。みんなのために歌ってあげて!」とまさかのムチャ振りもあったが、「いいって。別にあの…そんな。風邪引いてますのでやめておきます。映画の中で歌ってますので」とやんわりとかわした。メッセージでは、娘で女優の杏(29)が双子を妊娠していることを受け、「お孫さんを生まれるんだって。双子だって。今度はお孫さんを交えて会おう」とのお祝いも添えられており、照れ笑いを浮かべるシーンもあった。

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