綾瀬はるか 海街diaryしっかり者長女役で「新たな自分発見」

[ 2016年2月17日 05:30 ]

女優主演賞を受賞し笑顔の綾瀬はるか

 2015年(第70回)毎日映画コンクールの表彰式が16日、川崎市のミューザ川崎シンフォニーホールで行われた。「海街diary」で女優主演賞に輝いた綾瀬はるか(30)は「新たな自分を発見できた作品でした」と感無量の様子。スポニチグランプリ新人賞に選ばれた「トイレのピエタ」の野田洋次郎(30)と「ソロモンの偽証」の藤野涼子(16)もさらなる飛躍を誓った。

 綾瀬は片方の肩を出した大人っぽい黒のドレス姿。「歴史のある賞をいただき誠にありがとうございます」と感激の面持ちであいさつした。「海街diary」で演じたのは4姉妹のしっかり者の長女・幸。「優柔不断の私とは真逆の役ですごく難しいなと思っていたけど、幸を演じることで自分が気付かなかった新しい自分に気付いたり、いろいろ発見することができて挑戦的な役でした」と大きな手応えを得た。

 70回という節目の表彰式に参加し「歴史の重みを感じて緊張しました」と感想。一方、天然キャラらしい勘違いも。副賞として全日空から国際線ビジネスクラスのブリュッセル往復航空券を贈られたが、壇上では飛行機の模型を手渡されたため「え?模型をプレゼントされたんじゃないんですか?家に飾ればいいのかと思った」と大笑い。航空券は「親にあげようかな」と孝行娘の顔を見せた。

 次女を演じ女優助演賞を受けた長澤まさみ(28)とは久しぶりに再会。自身はTBS「わたしを離さないで」に主演し、長澤はNHK大河ドラマ「真田丸」に出演中とあってお互い多忙だが、「ドラマが終わったらご飯に行こうねって約束しました」と“姉妹”の仲の良さを明かした。

 今年も複数の公開作が控える。「またこの場に立てるように頑張りたいという力をもらいました」とスクリーンでも輝き続けることを誓った。

 ≪TVKで21日放送≫映像のまち」を掲げる川崎市。地元放送局tvk(テレビ神奈川)が表彰式とオープニングセレモニーの模様を21日午後8時55分から同9時50分まで放送する。

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