皮肉…ベッキー LINEとの深い縁 絶大だった4年前のCM効果

[ 2016年1月30日 10:15 ]

休業することが分かったベッキー

 ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音(えのん、27)と不倫疑惑騒動の渦中にあるタレントのベッキー(31)が休業することになった。騒動が長引き心身ともに限界に達したのが原因だが、みそぎの意味合いも強いとみられる。騒動の中で致命傷だったのは、通話アプリ「LINE」での2人の生々しい投稿が、履歴画像とともに流出したことだ。

 皮肉にも、そのLINEを全国に広めたのはベッキー自身だった。

 ベッキーが出演したCMがオンエアされたのは、LINEのサービス開始から5カ月後の2011年11月。LINEに新たに「無料通話」と「スタンプ」の機能が付いたタイミングだった。CMは、ベッキーが泣きながら友人と無料通話で長電話している「泣きバージョン」と、コミカルなスタンプを見てゲラゲラ笑っている「笑いバージョン」の2本だった。

 LINEを立ち上げた「NHN Japan」の関係者は「ベッキーのテレビCMの効果が絶大だった。会社もそこから急に大きくなって、当時の社員は今でも“ベッキー様々”と言っている。そのベッキーがまさかLINEでこんなことになるなんて…」と驚きを隠せない。

 オンエアは1カ月ほどだったが、ベッキー効果は高かった。「この間にライバルのカカオトーク(のダウンロード数)を抜かした」という。カカオトークは、LINEより1年以上前に同様のサービスを始めていた。LINEは同性人気が高いベッキーをCMキャラクターに起用して女性ユーザーを一気に取り込み、1日でアプリを50万もダウンロードされるほどの人気アプリになった。

 一方、ベッキーもこのCMで広告業界に存在感を示した。広告代理店関係者は「女性たちが招待機能を使ってLINE仲間を広げていく際に“あのベッキーのアプリだよ”と紹介していた。ほぼまったく知られていなかったアプリがまたたく間に広まって、ベッキーの好感度はすごいと評判になった」と回想する。

 これほどの縁が深いLINEが、まさか大騒動を招くきっかけになるとは本人も想像していなかっただろう。関係者によると、ベッキーはすでにLINEのアカウントを削除している。LINE関係者は「ベッキーさんはLINEをとても愛用してくれていると聞いていた。履歴が流出したショックは相当大きいと思う」と話していた。(記者コラム)

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