生きるのが楽になる?「まいにち蛭子さん」発売「たぶんパクリです」

[ 2015年12月3日 20:54 ]

日めくりカレンダー「まいにち蛭子さん」の発売記念サイン会を開いた蛭子能収

 漫画家でタレントの蛭子能収(68)が3日、都内で日めくりカレンダー「まいにち蛭子さん」(パルコ出版)の発売記念サイン会を開いた。

 「勝ち組って、たまたま勝ちが続いてるだけでしょ?」などと、蛭子語録を31日分収録したカレンダー(税抜き1000円)。表紙に書かれた「生きるのが楽になる」がキャッチコピーだが、蛭子は「編集者が勝手に考えたのよ」と暴露。「これで生きるのが楽になるかは分かりません。その人本人の気質による」と話して笑わせた。

 収録された語録の中で、お気に入りは「お金が入って急に生活を変えるのはよくないよ」。蛭子は「急に入ったお金を使ってしまうと、そのクセがついてしまう」と、金遣いが荒くなることを危惧する意味だと説明。競艇などギャンブラーとしても有名だが、「すぐに使うことはしない。競艇で当たったお金は、最終的に競艇に使う。2日遊べるところを、4日遊べるんですよ」と熱弁した。

 気になるのは、今年大ヒットしたプロテニスプレーヤーの松岡修造氏の「まいにち、修造!」にそっくりであること。それをリポーターに指摘されると「たぶんパクリですね。そうとしか考えられない」とあっけらかんと話し、編集者に目を向けた。とはいえ、売れることを願っており、「(松岡氏が)印税が1億円だったと聞いた。その10分の1でもいいので入ってほしい」と欲をあらわにした。

 しかし、印税についての話で勘違いが発覚。蛭子は「1冊で700円も入る」と笑顔を見せていたが、実際には1冊あたり40円。「あぁ、本当…」と寂しげに笑った。目標は「3万部」とのこと。買ってほしい人は「怠け者」と明かしたが、「怠け者が1000円出しますかね?」と話して笑わせた。

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2015年12月3日のニュース