今年の「変わり羽子板」は…オメデタ福山&吹石一恵、五郎丸ら

[ 2015年12月3日 12:55 ]

 今年の話題の人をデザインした恒例の「変わり羽子板」8点が3日、人形メーカー「久月」(東京都台東区)で披露された。

 結婚を発表した俳優の福山雅治と吹石一恵、ラグビー・ワールドカップ(W杯)で活躍し、キック前の動作が注目された日本代表の五郎丸歩らがモデルに選ばれた。

 ノーベル賞の受賞が決まった大村智・北里大特別栄誉教授、梶田隆章・東大宇宙線研究所長、「熱血」イメージで知られる元プロテニス選手松岡修造氏も登場。伝統的な「押絵」技法で制作された。

 今回は変わり羽子板30回目の発表を記念して、全長75センチの特大羽子板もお目見え。平和の継続を願って、1986年の第1回にモデルに選ばれた英国のダイアナ元妃のほか、ウィリアム王子、キャサリン妃、5月に誕生したシャーロット王女の4人がデザインされた。

 久月の横山久俊専務(33)は「今年は政治やスポーツなどさまざまな分野で大きなニュースが多かった。それらが良い方向に進んでほしい、との期待を羽子板に込めた」と話した。

 6日まで本社で展示し、その後は千葉市、横浜市、福島県郡山市などで一般公開する。17日には浅草寺の羽子板市で展示する。

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2015年12月3日のニュース