女性6人、チャーリー・シーン訴える HIV知らずに関係…控訴準備

[ 2015年11月19日 06:32 ]

インタビュー番組でHIV感染を公表したチャーリー・シーン(AP)

 HIVに感染したことを公表した米俳優チャーリー・シーン(50)について、米メディアは18日、女性6人が詐欺や精神的苦痛を受けたなどとして、シーンを訴えるための準備をしていると伝えた。

 米情報サイトTMZなどによると、訴訟を検討しているのは最近、シーンと関係を持った女性たちで、HIV感染について知らされていなかったと主張。女性たちから相談を受けた弁護士は「これは、チャーリー・シーンでなくても、訴えられることだ。自分のやったことに責任を取らなければならない」と話しているという。

 ここ数年の間にシーンと関係を持った女性はほかにも多数いるとみられており、訴える女性の数はさらに増える可能性がある。

 シーンは17日に米NBCテレビのニュース番組「トゥデイ」に生出演した際、4年前にHIVへの感染が分かった後、避妊具なしで関係を持ったのは2人で、事前に感染していることを伝えたと主張。「感染を知った人や過去に関係を持った女性らから公にしないことと引き換えに金を要求され、実際に大金を支払っていた」と1000万ドル(約12億円)を超す金額を支払ったことも明かし、脅迫行為を終わらせるために公表したと説明した。

 ともに番組に出演した主治医は「チャーリーは健康だ。エイズを発症しているわけではない」と強調していた。

続きを表示

2015年11月19日のニュース