GENKING「世にも奇妙な物語」でドラマ初出演「夢のよう」

[ 2015年11月19日 10:30 ]

初ドラマ「世にも奇妙な物語」の「ズンドコベロンチョ」で美容師を演じたGENKING(左は藤木直人)。「夢のような感覚」と喜びを語った(C)フジテレビ

 マルチクリエーターでユニセックスタレントのGENKING(年齢非公表)がドラマ初出演する。21日に放送されるフジテレビ「世にも奇妙な物語 25周年記念!秋の2週連続SP~傑作復活編~」(後9・00)の1作品「ズンドコベロンチョ」で、視聴者投票で人気を集めた草刈正雄(63)主演作をリメーク。美容師を演じるGENKINGは「本当にビックリ。夢のような感覚」と驚きと喜びを隠さなかった。

 インスタグラムから「謎の美男子」としてブレークしたGENKINGが、ついにドラマデビューする。

 原作・脚本は「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」など数々のヒット作で知られる北川悦吏子氏(53)。時代を駆け抜けるIT界の寵児・三上修二(藤木直人)は「情報こそが命」が信条の博識な男。この世に知らないことなどないと自負していたが、ある日、周囲の人間が「ズンドコベロンチョ」という訳の分からない言葉を使っている気付く。プライドが邪魔し、その意味を誰にも聞けない三上はイラ立ちを禁じ得ない。

 GENKINGが演じるのは、主人公・三上がゲン担ぎのために通っている美容院の美容師。三上を一層、追い込むことになる重要なシーンで登場する。

 ドラマのオファーに「幼い頃から見ている番組に呼んでいただけた時、本当にビックリしました。とにかくうれしかったし、夢のような感覚でした」とGENKING。「初めての演技で、自分が思うように台詞を言えなくて戸惑いましたが、共演者の皆さんが優しく接してくれたこともあり、演じることの楽しみを感じられましたし、また機会があれば挑戦したいと強く思いました」と撮影の感想を語り、今後も芝居にチャレンジしたい意向を示した。

 後藤庸介プロデューサーは「北川悦吏子さんの脚本には、これでもかというくらい『命』の吹き込まれた人物が登場します。完璧マンである三上を翻弄する馴染みの美容師には、強烈なキャラクターが描かれていました。そして、それはもう最初からGENKINGさんでした」と起用理由を説明。「お芝居も自然で、見事な初ドラマっぷりになっていますので、ぜひ注目してください」と期待している。

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2015年11月19日のニュース