上沼恵美子 上西議員に辞職勧告「向いていない」「卑怯」「高慢ちき」

[ 2015年9月27日 12:44 ]

上西小百合氏

 国会病欠問題で維新の党から除名処分を受け、無所属となった上西小百合衆院議員(32)が27日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜前11・40、関西ローカル)に出演。共演者の質問をすり替え、言い訳がましい回答に、司会の上沼恵美子(60)は「1回(議員を)お辞めになったら、どうですか?議員に向いていない」などと辞職勧告した。

 同番組が先日、上西議員が結婚式を挙げた過去を報道。これを見た上西議員が「自分の言い分を伝えたい」と自ら出演を志願した。

 国会病欠問題やフォト自叙伝出版などについて、井上公造氏(58)長谷川豊アナウンサー(40)らパネラーからは厳しい意見が相次いだ。しかし、上西議員は歯切れの悪い、回りくどいコメントに終始。スタジオはイライラムードに包まれた。

 番組終盤、上沼の“怒り”はピークに達し、まくし立てた。

 「あなたは公人なんですから、誰かのために何かをしなければいけない。大きな仕事を担っているわけですから、税金を使っているわけです。日本の代表なわけですから。私は、今はお辞めになった方がいいと思います。何かを身に付けて、お出になるべきやと思うんですね。それじゃないと卑怯ですよ。当たり前のように、自分は正しいと思い過ぎています。その高慢ちきが顔に出ています」

 「有能な方に議席譲った方がええんちゃう?」「(上西議員の)信念は分かんねん。そやけど、音痴が美空ひばりになりたいと言っているようなもの」「向いていない。声が小さいし、話が長いし、曖昧やし。ちょっと意固地過ぎる、頑固過ぎる。力もないのに。そこがあんまり好きじゃないのよ」「辞める勇気っていうのかな、潔さっていうのもカッコいいですよ。男前になってよ。全体的に向いていない。もともと向いていないの」

 上沼の親身なアドバイスとも言える辞職勧告に、上西議員は「何を根拠に言っているか、分かりません」と反論。長谷川アナは「これだけ言っても響かないんだ。タフさはすごいな」と呆れていた。

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2015年9月27日のニュース