花紀さん通夜で別れ惜しむ 間寛平「もう一回芝居見たかった」

[ 2015年8月6日 20:52 ]

花紀京さんの通夜に参列後、取材に応じる間寛平

 5日に78歳で死去した俳優の花紀京さんの通夜が6日、大阪市内で営まれ、交流のあったお笑いタレントらが参列し別れを惜しんだ。

 吉本新喜劇の後輩、間寛平(66)は「味のある、誰もできない芝居をする人だった。もう一回見たかった」と述懐。吉本興業に入ってすぐに花紀さんの付き人になったといい「厳しく怒られました。褒められたことはない」と振り返った。

 花紀さんは2003年、自宅で入浴中に意識を失い入院、長期療養中だった。年に2、3回は見舞っていたという間さんは、亡くなった花紀さんの顔は「倒れた時とまったく変わらなかった」と話した。

 落語家の桂文枝(72)も、時折言葉を詰まらせながら「偉ぶったところがまったくなく、後輩に良くしてくれた」と回想。「倒れるちょっと前に『また一緒に仕事しような』と言ってくれた。あの時の笑顔が忘れられません」と故人をしのんだ。

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