U字工事・福田 妻の出産より島開拓「気を使われるのがイヤで」

[ 2015年7月2日 05:00 ]

無人島で作業をする「U字工事」の福田薫(左)、益子卓郎(中)と料理をする森崎友紀

 お笑いコンビ「U字工事」らがサルだらけの無人島を観光地化するプロジェクトが、2日のテレビ朝日「いきなり!黄金伝説」(後7・00)で放送される。

 千原ジュニア(41)、「よゐこ」濱口優(43)が発起人となって始まった同プロジェクト。開始から3カ月が経過する中、U字工事は通算50日島に滞在し、「特に6月は3分の1くらい島に行っていて、1回につき3連泊したりしていたんです。で、疲れが溜まったまま東京に戻り、満身創痍で営業に行っていました」(益子卓郎)、「体が強い益子でさえ、作業を終えると体中がバッキバキで、辛そうでした。おかげで、東京に戻って営業に行くと、漫才で噛む回数も増えちゃって(笑)」(福田薫)と苦労を語った。

 2人は同番組で人気店の行列にひたすら並び続ける伝説にも挑戦しているが、「(開拓作業は)行列に長時間並ぶより断然辛い!」と口をそろえていた。

 6月上旬には妻が出産を控えていたものの、福田は益子を始め周囲の人間に出産のことを伝えず島へ。後から聞かされた益子は「ネタにもなるのに、なんで言わないんだろう!?」と思っていたそうだが、福田が出産のことを内緒にしたのは理由があった。

 「開拓チームの中でも断トツでヘタレな僕が出産予定日だと言うと、みんなが気を使って作業を軽減して帰そうとしてくれるかもしれない。それがイヤだったんです」。体力は弱くても、精神力の強さを垣間見せた。

 そうした真面目な姿勢が報われたのか、福田が帰京してから無事に赤ちゃんが生まれたという。福田は「番組を録画して、子どもが大きくなった時に見せたい」と、顔をほころばせていた。

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2015年7月2日のニュース