北川景子 普段は女優だけど「汚しのメークが楽しくて…」

[ 2015年7月2日 15:16 ]

フジテレビ「探偵の探偵」完成披露試写会&舞台あいさつに出席した北川景子
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 北川景子(28)主演のフジテレビ系連続ドラマ「探偵の探偵」(9日スタート、木曜後10・00)の完成披露試写会が2日、都内の映画館で行われ、北川をはじめ、川口春奈(20)、三浦貴大(29)、ユースケ・サンタマリア(44)、井浦新(40)ら出演者が舞台あいさつに立った。

 原作は「万能鑑定士Q」シリーズや「千里眼」シリーズの松岡圭祐氏が書き下ろした傑作サスペンスで、悪徳探偵業者を追及する女探偵の活躍を描く。同局の連続ドラマ初主演となる北川はストーカー殺人で亡くなった妹のため、命がけで探偵を追う、女探偵の紗崎玲奈(ささき・れな)を演じ、川口演じる調査会社の新入社員・峰森琴葉(みねもり・ことは)とバティーを組むことになる。

 初の探偵役となる北川は「最初にこの作品を作ろうって話した時に、既存の探偵モノじゃなくて、新しい探偵モノを作りたいというのがあった。そういうものが作れていると日々感じている。今は手応えしかない」と自信をみなぎらせた。

 劇中では笑顔はなく、本格的なアクションでハードボイルドな女探偵を熱演。撮影に入る1カ月前から専門の先生につき、ボクシングの練習も積んできた。「キックボクシングに近いので、そういうアクションは初めて。とにかくアクションシーンが大変」としながらも「普段は女優なので髪の毛の1本も乱れないようにキレイにしないといけないことが多んですけど、今は乱したり、血をつけたり、汚しのメークが楽しくてしょうがない。早く血だらけのところを見ていただきたい。(川口と)2人で汚れるシーンもあって、うれしくて汚れたまま写真撮ったりしてます」と笑顔を浮かべた。

 相棒を演じる川口とは初共演。北川について川口は「すごく優しい。思っていたイメージと違くて…凛としてクールなイメージがあったんですけど」と苦笑い。間近で見る北川のアクションには「すごいです。もう死んでますね…」とその迫力に圧倒されていた。

 台湾を拠点にアジア圏で活動する日本人俳優、DEAN FUJIOKA(ディーン・フジオカ、34)が日本ドラマに初出演することでも話題。劇中では“普通の探偵”を演じているが、「裏コンセプトが帰国子女みたいな設定なのでアメリカンな存在感を現場で出せるように気にしてます」。北川によるといつも「監督からアメリカンなスマイル」を要求されているといい、「いまだにわからない…」と困惑の表情を浮かべた。舞台あいさつでは、主題歌「Beautiful Chaser」を担当し、ドラマのPR大使も務める男性7人組グループ「超特急」が前説として登壇するサプライズもあった。

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