渡辺謙の「仕事の流儀」ミュージカル挑戦で苦悩「あがくことしか」

[ 2015年5月23日 08:46 ]

NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」が渡辺謙に密着。ニューヨークでも筋トレ

 NHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」が、米ブロードウェーのミュージカル「王様と私」に主演中の渡辺謙(55)に密着した。

 取材は昨年12月にスタート。渡辺が今年1月から現地のマンションで一人暮らしを始め、稽古に励む様子を約半年にわたって追い掛けた。自炊やトレーニング、風呂で英語のせりふを練習する姿など世界的俳優の“素顔”を捉えている。

 渡辺はミュージカル初挑戦で、海外の舞台に出演するのも今作が初めて。取材初日に「今回は格好悪くあがくことしかできない」と自嘲気味に語った通り、この半年は苦しい日々が続いた。

 100ページ以上にわたる英語のせりふや、ネーティブでも難しいと言われる韻を踏む歌と格闘。番組では「本当に情けない」「うなされて目が覚める」などと弱音を吐く場面も紹介される。

 渡辺は「仕事の本当の芯になるものは何なのか、ウソ偽りなくドキュメンタリーで見せられたらと思って、今回の取材に臨みました」と話している。25日午後10時から放送。

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