関根勤 “100年”で初監督「くだらない念頭に見て」

[ 2015年5月23日 17:50 ]

大初監督作「騒音」の初日舞台あいさつを行った関根勤

 タレント・関根勤(61)が初監督に挑戦した映画「騒音」が23日、東京・シネマート新宿で初日を迎えた。関根は、出演の温水洋一(50)、村松利史(58)、酒井敏也(65)ら主要キャストともに同劇場で舞台あいさつ。生誕60年、芸歴40年の「関根100イヤー」記念作の公開に、「心境としては、幼稚園の入園式に行く父親。お客さんとうまくやっていけるかなという気持ちです」と感慨深げに語った。

 だが、映画は突如現れた地底人に、街のオヤジ5人が自警団を結成してヒーローになろうとするコメディーで、「非常にくだらない。それを頭に入れて見てほしい」と注文。そして、「コメディーのできる俳優と芸人のハーモニーを楽しんでほしい。ハンバーグで言うと、牛肉が俳優でブタが芸人」と独特の言い回しでアピールした。上映後には、サイン入りパンフレットを自ら手渡し、ファンとも積極的に交流した。

温水は「オヤジ5人がチームワーク良く、一生懸命作った。引き受けて良かったと思う」と満足げ。村松は「想像以上にくだらない。あきれる人もいるかもしれないが、それもこの映画の魅力」、酒井も「バッカバカしくてくだらない。でも僕、大好きです」とくだらないをキーワードにしつつ、関根の手腕を称えていた。

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2015年5月23日のニュース