ピース又吉「5作書く」と宣言 「火花」は「賛否両論目指した」

[ 2015年5月23日 07:55 ]

お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹

 お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(34)が23日、TBS系のトーク番組「サワコの朝」(土曜前7・30)に出演。ベストセラーとなった小説「火花」(文芸春秋)について「賛否両論ある作品を目指していた」と明かした。

 「火花」は又吉の純文学デビュー作。文芸誌「文学界」に掲載されると大きな話題に。単行本は40万部に迫るベストセラーとなり、惜しくも受賞は逃したものの、第28回三島由紀夫賞にもノミネートされるなど高い評価を得ている。

 司会の阿川佐和子(61)から「きょうのゲストは文豪」と紹介された又吉は「全然、文豪なんかじゃないですよ」と照れながら否定。作品について「こんなに話題にしていただけるとは思わなかった。何の反響もないと思っていた。そういう想定、みんなが読むものとして書いていなかったので、それがよかったのかもしれない」と分析。さらに「賛否両論あるようなものが書けたらいいな、と思っていた」と続けた。

 また、家族の反響について「母親からメール来たんですけど、“花火面白かったよ”って…まずタイトルを間違えていました」と明かし、笑いを誘った。

 「もしお笑い芸人か、小説家のどちらかを選ばなくてはいけないとしたら?」の質問には「芸人でしょうね」と即答。「一緒なんですけどね、僕からしたたら(芸人も小説家も)人を楽しますことなんで…」といい、2作目が注目される小説については「5作書くと決めている」と明言した。

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2015年5月23日のニュース