郷田新王将、闘病レスラーとタッグ!悪性リンパ腫・垣原賢人支援へ募金

[ 2015年4月21日 07:15 ]

郷田真隆新王将

 将棋の第64期王将戦7番勝負で初の王将位を獲得した郷田真隆新王将(44)が、来月19日に都内で行われる就位式で悪性リンパ腫で闘病中のプロレスラー垣原賢人(42)支援のため募金活動をすることになった。

 観戦歴40年以上と大のプロレスファンとして知られる郷田は「いつもプロレスから大きな勇気をもらってきた」と力説。垣原が病魔と闘っていることを知り「20年ほど前に知人の紹介で食事をしたことがあり、これも何かの縁。再びリングに立つ垣原さんの勇姿が見たい!」と“王将”と“プロレス”の異色タッグを思い立った。

 垣原はUWF、ノア、新日本で活躍していたが、昨年末に悪性リンパ腫と診断された。関係者によると、現役時代には100キロ近かった体重も70キロにまで落ちており、抗がん剤投与や食事療法などを続けているという。最終的には骨髄移植となる可能性もあるが、ばく大な治療費が必要となることから、仲間らが試合会場などで募金を呼び掛けている。

 垣原も郷田との会食を覚えており、活動の申し入れに驚きと感謝の言葉を述べているという。

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