テリー伊藤 自宅の表札は長嶋さん直筆「人生の集大成に」

[ 2015年4月21日 20:08 ]

著書「長嶋茂雄を思うと、涙が出てくるのはなぜだろう」サイン会を行ったテリー伊藤

 演出家でタレントのテリー伊藤(64)が21日、都内の書店で著書「長嶋茂雄を思うと、涙が出てくるのはなぜだろう」サイン会を開催。イベント前に取材に応じ、自宅の表札が長嶋さん直筆であることを明かした。

 「子供の頃から大好きだった」ミスターを通して自身の人生を振り返った著書に「僕の人生の集大成にしたい」と話したテリー。「『元気が出るテレビ』(日本テレビ)の時に、タレントショップを作って金を稼いでしまった。ディレクターとしては20万(円)ぐらいしか稼いでいなかったのに、グッズを売って何千万(円)というお金が入ってきて、これは演出なんかしてる場合じゃないなと思って…。演出家しながら金勘定をしていた。演出家としてダメになったのはあそこだったなと。あの時、タレントショップを作らなかったらどれだけ天才な演出家になっていたか。あれが人生の分かれ道だった。後悔の涙なんです。長嶋さんはずっと野球人で余計なことをしていない」と長嶋さんにあらためて敬意を表した。

 長嶋さんとはプライベートでも親交があり、今回も帯のコメントをもらっている間柄。実は「うちの表札はミスターに書いてもらったもの」と意外な関係を明かした。長嶋さんが04年に脳梗塞で倒れた後、左手で書いてもらったものだという。著書の内容については「まだ話していない」といい、「あまりお願いばかりで失礼だなと思うので言えていない」とした。

続きを表示

2015年4月21日のニュース