今井雅之 大腸がんで主演舞台降板「悔しくて」5月下旬復帰目指す

[ 2015年4月21日 18:52 ]

今井雅之

 俳優の今井雅之(54)が21日、自身の公式ブログを更新。大腸がんのため、5月1日から公演を予定していた主演舞台「THE WINDS OF GOD」を降板することを発表した。

 
 ブログによると昨年大腸を患い検査を行ったところ大腸がんが判明。現在は抗がん剤治療を行っている。副作用などの影響により舞台上での発声に限界を感じたことから、今回の降板に踏み切った。「ホンマ悔しくて悔しくてたまりません!そして公演を楽しみにしていてくれたファンの皆様、本当に申し訳ありません」と謝罪。「今は治療を第一に、絶対に元気になり舞台に戻って参りたいと思っております!」復活へ向けて意気込み、「WINDSは自分の魂です。ご来場頂いたお客様に絶対に満足して頂ける自信があります!是非劇場へ足を運んで頂き、ご観劇頂ければ幸いです。宜しくお願い致します」強い決意を記した。

 昨年12月2日発売の女性週刊誌で、11月1日に腸にできた腫瘍の摘出手術を受けたことが報じられたが、その際、ブログで「余命3日」と診断されたことなどをつづっていた。この日のエントリーでは、ファンに心配を掛けたくないとの思いから詳しい病名を公表してこなかったことを謝罪。また、今井が現在も出演の意思を持っているがドクターストップがかかったため苦渋の決断に至ったことを説明した。

 公演については、一部中止となる場合もあるが、俳優の重松隆志(41)が代役を務める。今井は抗がん剤治療を続け、5月下旬の公演に出演するために体に負担のかからない程度の仕事とリハビリに励む。また、4月30日には、通し稽古の際に今井自身が来場して取材に応じ、病状等を説明する。

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2015年4月21日のニュース