三浦春馬　名優を目指す「今日を境にボクは屈折する」

写真集発売記念トークイベントで笑顔を見せる三浦春馬

　俳優の三浦春馬（２５）が１８日、東京・神保町で写真集「三浦春馬　ふれる」（マガジンハウス）の発売記念トークイベントを開催した。

　５０００通の応募の中から選ばれた５０名の黄色い声援に迎えられた三浦は「２年越しで作った写真集。２年前を思い返してみるとアジアで仕事をさせていただく機会をいただいて、アジアの文化に触れるにつれ、自分の日本に対する知識がすごく薄いと感じた。写真集を作っていただけるのであれば、そこに深く踏み込ませていただいて、日本を学びたかった」と、５年ぶりとなる写真集についての思いを語った。

　写真集で対談している演劇評論家の渡辺保氏（７９）から「写真集を見ると、日本にいるときは硬い表情をしているけど、外国に行くととてもに自由になっていい顔をしている。日本なんか知る必要ないんじゃないの？」と指摘されると、三浦はタジタジに。さらに渡辺氏は「（三浦は）真面目な人で、写真集を見ると、セリフや人の生き方について悩んでいるようですが、どこに行ったって三浦春馬は三浦春馬なんだから、自由に生きた方がいい」とアドバイスを送り、「たくさんの俳優を見てきたけど、変な性格な人が名優なの。本当に（性格が）屈折している人が（演技が）うまい」と真面目すぎる三浦に経験談を語ると、三浦は「今日を境にボクは屈折すると思います」とコメントし会場の笑いを誘った。