長丁場1時間…自民党がNHKとテレ朝から事情聴取

[ 2015年4月18日 05:30 ]

 自民党の情報通信戦略調査会(会長・川崎二郎元厚生労働相)が17日、報道番組でやらせが指摘されたNHKと、コメンテーターが官邸批判をしたテレビ朝日の局幹部らから事情を聴いた。

 個別の番組内容をめぐり、政権与党がテレビ局に直接説明を求めるのは異例で、民主党などは、言論の自由を脅かす恐れがあると批判している。調査会にはNHKの堂元光副会長やテレビ朝日の福田俊男専務らが出席。冒頭、川崎会長が「2つの案件では自律性を持って両局が対応するのが放送法の基本。どういう形で対応したのか話をうかがいたい」と話した。その後は非公開で、約1時間の聴取を終えた川崎会長は「放送法に照らしてやった。真実を曲げた放送をされるなら、法律に基づいてやらせてもらう」と述べ、同調査会内の小委員会で引き続き議論する考えを示した。

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2015年4月18日のニュース