宝塚音楽学校で第103期生40人の入学式 憧れの舞台へ第一歩

[ 2015年4月18日 10:11 ]

宝塚音楽学校の入学式で、あいさつする新入生代表の田中琴之さん

 タカラジェンヌを育てる兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(伊木常雄校長)で18日、約26倍の難関を突破した第103期生40人の入学式が開かれ、新入生を代表して東京都出身の田中琴之さんが「『清く、正しく、美しく』の教えを守り、必ず立派な舞台人になりますよう懸命に努力します」とあいさつした。

 新入生は、男役は髪をリーゼントカットに、娘役は三つ編みにして登場。名前が読み上げられると「はい」と大きな声で返事をし、背筋をピンと伸ばした。

 伊木校長は式辞で「全員が宝塚歌劇の伝統の継承者であり、大きな使命を担っていることを自覚してほしい。皆さんが持つ努力する才能をいかんなく発揮してください」と述べた。

 大阪府出身の美和優理花さんは「歌やダンスや演劇に囲まれる生活をするのが楽しみです」とこれから始まる音楽学校での日々に思いをはせた。

 新入生は15~18歳で、13都府県と米ニューヨーク州から集まった。入学後は2年間、厳しいレッスンを積み、宝塚歌劇団の舞台を目指す。

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2015年4月18日のニュース