朝ドラ「まれ」第1週の平均視聴率は20・6%の好発進

[ 2015年4月5日 10:28 ]

NHK朝の連続テレビ小説「まれ」に出演の(左から)大泉洋、松本来夢、土屋太鳳、常盤貴子

 3月30日にスタートしたNHK連続テレビ小説「まれ」(月~土曜前8・00)の第1週の平均視聴率は20・6%(ビデオリサーチ調べのデータを基に算出、関東地区)だったことが6日、分かった。

 30日21・2%、31日21・3%、1日20・7%、2日22・3%、3日18・9%、4日18・9%を記録した。

 2014年度前期「花子とアン」で主人公の妹・ももを演じた女優の土屋太鳳(たお=20)がヒロイン。石川県能登地方で生活する生真面目な津村希(つむら・まれ)が、パティシエになる夢をかなえるため横浜市の洋菓子名門店で修業。試練を乗り越えながら、能登で自分の店と家族を持つ決心をする姿を描く。

 朝ドラ通算92作目。ドラマ「いま、会いにゆきます」などで知られ、2009年に橋田賞を受賞した脚本家の篠崎絵里子氏(46)がオリジナルドラマとして執筆。オープニングテーマ「希空~まれぞら~」は朝ドラ史上初となるヒロイン・土屋が作詞を手掛けた。9月26日まで、全156回。

 第1週は「魔女姫バースデーケーキ」。津村希(松本未夢)は夢が嫌いな女の子。父・徹(大泉洋)が東京で事業に失敗し、母・藍子(常盤貴子)弟・一徹(木村聖哉)と夜逃げ同然に能登の小さな漁村に越してきた。一家は偶然の出会いから、塩田を営む桶作元治(田中泯)文(田中裕子)夫妻の家に住むことに。村の住民は都会からの“訳あり家族”に興味津々。家族で幸せに暮らしたい希は、能登になじもうと努力をするが…という展開だった。

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2015年4月5日のニュース