「ベイマックス」ヒットの裏に「Story」歌詞!AI翻訳が感動呼ぶ

[ 2015年1月27日 09:13 ]

映画「ベイマックス」日本版のエンドソング「Story」を歌うAI(C)2014 Disney.All Rights Reserved.

 歌手のAI(33)が歌うディズニーアニメ映画「ベイマックス」日本版のエンドソング「Story」が、興行収入70億円の大ヒットを呼んだ1つの要因になっている。2005年に発売されたAIの代表曲だが、エンドソングには未発表の「Story(English Version)」が採用された。AIが翻訳した歌詞が、より映画の世界観にマッチ。観客の感動を増幅させている。

 唯一にして最愛の肉親だった兄タダシをナゾの事故で亡くした少年ヒロと、心とカラダを守るために作られたケアロボット“ベイマックス”が繰り広げる感動アドベンチャー。

 ディズニーの担当者が「AIさんが歌う『Story』の歌詞は、まるで傷ついたヒロと、ヒロの心とカラダを守るために寄り添うベイマックスのことかのように、人と人との心のつながりを歌い上げている」と強く感じ、日本版エンドソングとして使いたいと打診。幸運にも未発表の「Story(English Version)」が存在していたことから、起用が実現した。

 「一人じゃないから」というメッセージは不変だが、元の「Story」より「Story(English Version)」の方が“広がり”が感じられる。それは、ヒロがベイマックスだけではなく、兄の友人たちにも支えられる映画の内容とシンクロする。 

 「Story(English Version)」が流れている間、歌詞の日本語訳が字幕表示される。実は、これが元の「Story」とは違っている。

 例えば、元の「Story」のサビ「一人じゃないから キミが私を守るから」は「Story(English Version)」で「一人じゃないから キミがくれた希望で強くなれた」となっている。日本語訳はAIが手掛けた。

 AIは「字幕化に当たってはオリジナルの持つメッセージである『時に不安だったり、孤独だなと思うこともあると思いますが、人はいつも誰かとつながっている』という内容を残すことを意識して、翻訳しました。文字数の関係などで、メッセージが伝わるかなと思いましたが、歌詞が音と文字でしっかりと入ってきました」と苦労しながらも手応え。

 「亡くなった兄タダシの分身のようなベイマックスが、たとえ自分が傷ついてもヒロを一途に守ろうとする姿が、まさに私が『Story』で伝えたかった“無償の愛”と重なります。人は誰かとつながっている。決して一人じゃない…という『Story』のメッセージを、映画『ベイマックス』に乗せて再び世の中に贈れることを幸せに思います。『ベイマックス』をまだ見ていない皆さん、ぜひ見てください。そして『Story』を聞いてください」とアピールしている。

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