田中圭 子供の頃はバスケ選手が夢、基盤つくったのは盟友小栗旬

[ 2015年1月27日 11:07 ]

同時進行で最多7作を演じたこともある田中圭。どんな作品にも溶け込むナチュラルさが魅力、メンチを切る表情には「恥ずかしい!」
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 俳優の田中圭(30)がデビュー15周年を迎えた。何色にも染まり、どんな作品にも溶け込むナチュラルさが魅力。さまざまな役を演じ分ける田中の素顔は――。

 子供の頃の夢は「バスケの選手」。中学3年の時にケガで挫折し、母親の勧めで映画のオーディションを受けて芸能界入り。同じ事務所の小栗旬(32)とは当時からの付き合いで「旬くんも仕事がなかったけど、撮影現場に呼んでくれたり俳優をやる基盤をつくってくれた。旬くんがいなかったら、たぶんこの仕事をやってないと思います」。

 9月の舞台「夜への長い旅路」は米国の劇作家ユージン・オニールが自身の家族をモデルにした作品。酒に溺れ自堕落な生活を送る兄を演じる。昨年の主演舞台「TRIBES トライブス」で演出を手掛けた熊林弘高氏からラブコールを受け「熊林さんの作品は作風が暗くて精神的にきついので最初は“嫌だ”と言ったんです。でも自分を鍛えて磨く時間になると思って引き受けました」。アルコール依存症の役で「毎回二日酔いで行ってやろうかな」とジョークを飛ばす。

 ハリウッド進出を目標に掲げる俳優も多いが「まずは日本で声をかけてもらえるようにならないと話にならない。信長も日本を完全に統一する前に外に目を向けちゃったからああなっちゃったし、秀吉もそう」と現実的。では家康タイプ?

 「天下統一できたらたいしたもんですけどね。目の前にあるものをどこまで完成度を高めていくかという作業をまだまだしていかなきゃいけない」

 写真撮影で、世間のイメージとは正反対のワルぶったポーズをリクエストすると、ソファにどっかりと座りカメラに向かってメンチを切った。しかし数秒で「恥ずかしい!」と大笑い。“いい人”のほうが性に合うようで「裏表がないかというと人間なのであると思いますけど、人によって態度が変わったりとかはしないです」。周囲にいたスタッフもその言葉にうなずき、マネジャーは「確かにどこに行ってもこんな感じです」と証言。野心や貪欲さを前面に押し出すタイプではなく、人にも役にも対等に向き合う。撮影現場での姿が目に浮かび、相次いで作品に起用される理由の一端が垣間見えた。

 ◆田中 圭(たなか・けい)1984年(昭59)7月10日生まれ、東京都出身。00年に任天堂「マリオパーティ3」のCMでデビュー。03年のフジテレビドラマ「ウォーターボーイズ」で注目を集めた。11年にはNHK連続テレビ小説「おひさま」でヒロイン(井上真央)の兄を好演。昨年はTBS「夜のせんせい」、テレビ朝日「死神くん」などに出演。1メートル78、血液型O。

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