ASKA被告大きすぎた甘えの代償 妻に愛人に、そして薬物に…

[ 2014年8月30日 06:35 ]

甘え上手な一面があったASKA被告
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 覚せい剤取締法違反(使用、所持)罪などに問われているASKA(本名宮崎重明)被告(56)が法廷で「大事な存在」と言い切った愛人の栩内(とちない)香澄美被告(37)=同罪で公判中=。栩内被告はASKA被告のどんなところに引かれたのか。

 ASKA被告は甘え上手なタイプ。音楽関係者は「男性スタッフには男っぽく接するけど、女性にはライブ衣装のジャケットを着させてもらったり、さりげなく世話をしてもらおうとする」と明かす。しっかり者の女性ほど、母性本能をくすぐられるようだ。

 栩内被告は献身的な性格も評価され、人材派遣会社グループでは代表の秘書を務めていた。ASKA被告にとって、そんな栩内被告との逢瀬(おうせ)は居心地が良かったに違いなく、互いに引かれ合ったようだ。

 しっかり者の栩内被告の性格はASKA被告の夫人、洋子さんと重なる。洋子夫人は中部日本放送(名古屋市)の元アナウンサーで、ASKA被告より2歳年上。人柄についてテレビ関係者は「浮ついたところがなく、真面目だった」と振り返る。

 一連の騒動の中、しっかり者の一面を強く見せたのは、7月3日のASKA被告保釈後、薬物依存の治療で入院して間もなく。「曲を作りたい」と熱望する夫に対して「そんなこと言っていないで、あなた、治す方が先でしょ!」といさめた。病院関係者の間では「あの奥さんは、できた人だ」と話題になっている。

 ASKA被告には栩内被告のほか、一緒に覚せい剤を使った第2の愛人の存在も浮上。さらにスポニチ本紙の取材では、芸妓(げいぎ)と客室乗務員の愛人がいるとの情報もある。甘え上手で女性と特別な関係を持ち、自らの甘えで違法薬物に手を染めた。甘えの代償は大きく、医療施設で薬物依存を治療するだけでは済みそうもない。

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