女子世界一・磯崎“ダルばり”ピッチ!変化球で覆面打者と勝負

[ 2014年8月30日 06:01 ]

人気企画「マスク・ド・スラッガー」に挑戦する磯崎由加里(C)TBS

 2012年度の国際野球連盟(IBAF)年間最優秀賞に輝いた磯崎由加里投手(23)が、30日放送のTBS「炎の体育会TVSP」(後6・55)に出演。人気企画「マスク・ド・スラッガー」に初登板する。レンジャーズのダルビッシュ有投手(28)にあこがれる右腕は得意の変化球を駆使し、緩急と制球力で覆面強打者に立ち向かう。

 磯崎は、雨上がり決死隊・蛍原徹(46)率いる“蛍原JAPAN”の一員として登場。俳優の宇梶剛士(52)トータルテンボス・藤田憲右(38)俳優の安藤龍(27)2009年ベルリン世界選手権の男子やり投げ銅メダリスト・村上幸史(34=スズキ浜松AC)とともに、元プロ野球選手の「マスク・ド・スラッガー」と対戦する。

 蛍原軍団の6投手がそれぞれ1打席勝負。三振を取れば勝ち。覆面マスクをはぎ、その素顔を暴ける。ヒットかホームランを打たれると負け。次の投手がマウンドに向かう。四球はリセット、死球はボール、凡打はノーカウントとする。

 父と兄を見て3~4歳から野球を始めた少女は12年、第5回IBAF女子野球W杯に日本代表(マドンナ・ジャパン)として出場。身長1メートル62と決して大きくない体だが、エースとして3勝を挙げる活躍。大会MVPに選ばれた。

 満を持して今回の企画に初挑戦。女子選手のチャレンジは“ナックル姫”吉田えり(22)以来2人目。

 同局の山端孝博プロデューサーによると、普段も男子と練習し、男子に対しても変化球が通用するという。出演オファーに対しては「女子野球界を背負っているので、女子野球がどれだけすごいのかを見てほしい」と女子野球の先入観を打ち破るべく、前向きに引き受けた。

 注目の7代目マスク・ド・スラッガーは左打者。過去に本塁打王に輝いたことがあるのがヒント。磯崎は「変化球が得意なので、変化球を使って三振を取りたいと思います」と意気込んだ。「ダルビッシュの投球をマネしている」(同局スタッフ)という世界ナンバーワン女子の投球術が注目される。

続きを表示

2014年8月30日のニュース