AKB襲撃容疑者 スタッフの「手のひらチェック」かいくぐり凶行

[ 2014年5月26日 16:30 ]

川栄李奈(左)と入山杏奈(C)AKS

 岩手県滝沢市で行われたAKB48の全国握手会で川栄李奈(19)入山杏奈(18)らが切りつけられた事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された梅田悟容疑者(24)はスタッフのチェックをかいくぐり犯行に及んでいた。

 関係者によると、事件発生時、会場ではスタッフがファンへ両手の表と裏を見せてもらって不審なものがないか確認する「手のひらチェック」を実施していた。通常の全国握手会で毎回実施しており、運営側は「警備スタッフの徹底事項。全員を対象にやった」。現場にいた20代の男性ファンも「みんな受けていたようです」と振り返った。AKB48グループカスタマーセンター長の戸賀崎智信氏によると、梅田容疑者は手荷物を何も持たず刃物をジャンパーの内側から取り出し2人を切りつけたことから、スタッフによる“検査”をかいくぐり犯行に及んだものとみられる。

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2014年5月26日のニュース