高須院長、次は大須演芸場を救う 滞納賃料肩代わりを申し出

[ 2014年2月5日 05:30 ]

大須演芸場の救済を申し出た「高須クリニック」院長の高須克弥氏(左)と握手する演芸場席亭の足立秀夫さん

 賃料滞納で3日に建物明け渡しの強制執行を受け閉鎖された大須演芸場(名古屋市中区)をめぐり、愛知県西尾市出身で美容外科「高須クリニック」院長の高須克弥氏(69)が4日、共同通信の取材に、滞納分の賃料約1100万円を肩代わりする意向を建物所有者側の弁護士に申し出たと明らかにした。高須氏は「演芸場を再興させたい」と話している。

 所有者側の弁護士は「所有者にはまだ伝えていない」とした上で「建物の状態を確かめた後、使用に耐えうれば、ふさわしい人に運営を任せたい」としている。高須氏は赤ちゃんポストなどの表現をめぐり抗議を受け、全スポンサーがCMを見合わせた日本テレビ系「明日、ママがいない」のスポンサーに名乗り出て話題を集めたばかり。演芸場は祖母や同級生と訪れた思い出の地だという。

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