佐村河内守氏「市民賞取り消しも」 広島市長「残念だ」

[ 2014年2月5日 22:47 ]

 佐村河内守さんの楽曲が別人の作品だった問題で、広島市の松井一実市長は5日、2008年に市が授与した広島市民賞について「作曲していないならば賞取り消しになる」と述べた。市役所で記者団に語った。

 松井市長は「市民賞は被爆2世で耳が聞こえない中、作曲した点を評価した」と授賞理由を説明した。

 佐村河内さんは11年に市役所を訪問。松井市長に面会し、代表作「交響曲第1番 HIROSHIMA」のCDを贈った。松井市長は、当時の印象を「被爆地の思いを伝えるべく励んでおられると思っていた」と振り返り「残念だ」と語った。

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