三津五郎 膵臓がん切除「体調全く悪くない」年内は休演 療養に専念

[ 2013年10月2日 20:28 ]

初期の膵臓がんであったことを報告する板東三津五郎

 病気療養中の歌舞伎俳優の坂東三津五郎(57)が2日、東京都内で記者会見し、9月に膵臓がんを切除する手術を受けたことを明らかにした。

 同日午前に退院したばかりで「術後の経過も非常に良好で、体調も全く悪くない」と報告した。

 出演予定だった11月の巡業公演と12月の東京・歌舞伎座の公演は休演し、治療とリハビリに専念する。

 会見の冒頭、ファンと関係者に対し「多大なご迷惑、ご心配をお掛けし、おわびします。また元気な舞台姿をご覧いただけるよう努力を続けます」とあいさつした。

 三津五郎は7月に受けた健康診断で腫瘍が見つかり、9月から舞台を休演。8月末に都内の病院に入院し、9月3日に手術を受けた。

 11月の巡業公演は、坂東弥十郎らが代役を務める。

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2013年10月2日のニュース